西洋医学と東洋医学の不妊治療の相違点
西洋医学では、血管や神経、内臓などを独立した器官で言います。
身体を作る胃や肝臓、肺、腸、脳などが器官にあたります。
それぞれの器官はお互いにつながりを持ち身体を動かしています。
一方、東洋医学では一つひとつの器官ではなく、身体全体を巡る機能で見ています。
よく耳にする「五臓六腑」がありますが
五臓は肝、心、脾腎 を指し六腑は胆、小腸、大腸、胃、膀胱、三焦、膀胱を指して言います。
同じような言いまわしですが「五臓六腑」と「器官」の働きは異なってきます。
五臓の臓とは、生命力を維持し活力を貯蔵するもので
六腑の腑は食物や水を消化し体液を動かす作用とされています。
西洋医学と東洋医学では身体の仕組みや働き方が大きく違います。
西洋医学では、病気の成り立ちを各器官に分けてみていきます。
不妊治療に関しては、ホルモンバランスや卵子の質、子宮や卵巣の状態、
ほかに免疫などの病気があるかなどを科学的に検査をし、そのデータに基ずき投薬やステップアップを行います。
通常、医療機関での不妊治療はこのパターンで行われます。
東洋医学はなぜ不妊治療に適しているのか
東洋医学では、「五臓六腑」の状態を脈診や腹診などから判断し
身体のどの部分のバランスが崩れているかをみて施術を行います。
不妊に関しては、ストレスや疲労、冷えなどで妊娠機能が低下していることが多く、
生命力の源でもある「腎」の機能をあげて体液の流れを改善する方法がよくみられます。
不妊に最も重要な「腎」
身体には腎経という流れがありエネルギーの源で「腎の気」がなくなると人は一生を終えるともいわれています。
また、「腎」は生殖器に深く関与していますので「腎」の低下は排卵やホルモンの分泌が悪くなります。
東洋医学の不妊治療は「体質を変える」という意味では西洋医学にない大きな意味があります。
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